新しい空

光を求めて
歩き続けたけど
答えは見つからず

厚い雲の下
木枯しの中
一人ふさぎ込んでいた

そんな季節が
今は
まるで嘘のよう

君が微笑むだけで
街はやがて
淡いクレヨン色に
染まっていくから……

春の妖精たちと
手をつないで舞い降りた
君と歩き始めるのさ

新しい空に
照らされた道を