君が好き 心の底から大好きたったこれだけなのに 伝えられない どうしても 告げられない言葉にしたら 君が 遠ざかってしまいそうでそれが恐くて 僕は 自分の身を守る

シャツを大きく広げて 焼きつける太陽の匂いあれほどの汚れが 嘘のようだ乾くまでの間に 地図を広げて のんびり考える行き先これから始めるのは 命の洗濯さ

眠れない夜に浮かぶ 幼い日の空の記憶丸々と育つ入道雲や 蛍が飛び交う天の川 紅く染まる鰯雲傷ついた心を いつも包んでくれたから 思い出すだけで 安らぎに誘なわれるいつも暖かかった空 また明日も会おうこの闇の向うで……

今日が最後になると お互い感じていたいつもより少しぎこちなく 会話を進め 時計を気にしながら 言葉を探し続けた午後ラッシュアワーに かき消された別れの挨拶は 僕らにふさわしい 幕切れだったもう思い出も 切なさも要らないいくつかの約束が 果たせないま…

時々見せる 君のかわいい癖 気づいているのは 僕だけだろうな知りたいかい？ でも教えないよ言ってしまったら 君は意識して 見れなくなったら寂しいからね

遠い昔 エゼキエルは 一体何を見たのだろう神の化身か？ ＵＦＯか？ 超常現象か？間違っても俺は 見ることはないだろうな預言者になんて なれるはずもないしこのまま凡人で ずっとあり続けたいし

この手を離れた瞬間から 遥か高く舞い上がるゆっくり放物線を描いて やがて降りてくれるけど 見えない所までは 飛んで行かないでおくれ遠く旅立たせるために 君を手に入れたんじゃないから

幸せいっぱいに 笑顔を振りまく彼女より どこか少し寂しげなあの子の方に 惹かれてしまうのは何故だろう……簡単さ 答えは胸の中にある何にせよ そんなに気になるのなら 誘ってみたらどう一緒に幸せを追いかける 今がそのスタートかも知れない

眠りにつこうにも 笑顔がちらついて何とか眠れても 君の夢に起こされて真っ暗な部屋の中で 何度も寝返りを打つ……明日も寝坊しそうだなぁきっと君は こんな切なさなど 全く知らないだろうだらしないヤツと 僕の遅刻を笑うけどその原因は君なのにな

自分の生まれたことに どれだけの意味があるのか……そんなふうに いったい幾千回 思い悩んだことだろうでも幸い 胸の痛みは 誰も気づいていないから 少しずつ治していこう愛しい君にも 気づかれないように君の力を借りながら

風が吹いてきて 雲行きも怪しいから ひと雨くるかなすぐ上がればいいけど 大荒れになるか 状況によっては 明日まで続くだろうなだからさ うっかり忘れてたことは あやまるから どうか機嫌を直してよ

「ねえ、今日は何の日？」 「えーと……燃えないゴミの日？」照れくさかったから さりげにごまかしたけど そんなに笑うなよそしてありがとう きれいな包みの 誕生日プレゼント「何が良かったのかなぁ」と くれた後で考え続けるのも 相変わらずだね品物は何だっ…

夢中になり過ぎて 気付かなかったけど もう夜が明けるんだなこのままずーっと 続けていたいけど やめなきゃいけないから メリハリが効くんだろうな続きはまた後日 楽しみが延びたということで 取りあえず寝ることにしよう

頼むから そんなに責めないでくれあの時は確かに そう思っていたし そう誓いもしたしかし時が経てば 状況は変わるし 考えだって変わるんだでも そんなこと言ったら ますます怒らせ 悲しませてしまうから 今は耐え続けよう君にもいつか 解る時が来るまで季節…

夜が ただの暗闇にすぎない……そんな絶望感に襲われた時に 死を考えるのは 誰にでもあることそして それを乗り越え 生きてて良かったと思うのも よくあることだね遠い昔の裁判で 「天が地球を回ってます」と あっさり主張を退けた そのお蔭で処刑されずに済ん…

何も考えず ボンヤリする…… ただひたすらに ボーッとし続ける……精一杯生きるって こんな時間は必要だしそんな時間も 精一杯の中に 入れておかなきゃねしばしの休憩が終わり じっとしてるのに飽きて来たら また立ち上がって また自分を楽しもう精一杯に！

頭を抱え込んだ時 たまたま見つけた花こんなベンチの下 気づいているのは 自分だけだろういや 小さいから逆に目立って 踏みつぶされるかな僕みたいに……でも しっかり根付いていれば いつか必ず実を結べるさ大きな屋根がしっかりと 守り続けてくれてるから

君と知り合ってから いくつもの風に流された離れて育ち やっと会えた僕らなのに ささいなことで 何度もぶつかってだけど 異なる二人だからこそ 魅力を感じ続けて 付き合えてるのかな気持ちをひとつにするのは とても大変だけど 広い空の下で ずっとつながっ…

授業はないし テストはないし 部活もないしいっぱい遊べるし のんびりできるし 一日中ゲームできるしでも 顔も見れないし 声さえ聞けないしそんな 君と会えない日曜日は やっぱり ありえない程つまらないよ

イマイチ静かだった コンパの席上出番だな、と判断し バカなこと一杯やったら ツボにはまって大成功カップルも誕生したのに 終わってみれば 自分はただの「おもしろい人」……まぁしょうがないな これが自分の 持って生まれた役回りだからでも本当は ずっと気…

スピードを落としただけで 景色が違って映る すっかり走り慣れた道ちょっと停めて 降りてみようか 太陽の光を直に受けたいし 意外な発見が 転がってるかも知れない少し疲れが見える 着慣れた毎日だから ワンポイントを拾ったら また走り出そういつもより 少…