素朴なベンチに腰掛けて ぼんやり眺めるデパートの一角そこにはかつて いつもの待ち合わせの 小さな喫茶店があり少し遅れて来た君は 腕を下げたまま お腹の辺りで 控えめに手を振ってくれるその仕草が好きだから 先に僕は店に着き ケータイ片手に君を待って…
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