2015-12-08 レコード ターンテーブルにそっと置き 静かに針を下ろす 少し傷の入ったレコードにぎやかな曲が始まり やがて かすかに覚えのあるメロディさらに再生は続き 懐かしく甘い歌声が 頭の割れそうなノイズへと一変 やがてヒーリングが流れるも 聴けるのは途中まで……さて この次に奏でられるのは 軽快なポップスだろうか それとも哀しいバラードかそれは決して 回らなければ分からないけど 希望という名の ペラペラだけど丈夫な袋で 明日の鑑賞の時まで保管するのさ自分だけの大切な 一枚だけのオリジナル盤