2014-06-23 レイニーデイ そぼ降る雨にかがみ込み 十分過ぎる水滴の重圧に じっと耐え続ける思わず傘を放り投げて どこかへ逃げ出したくなるけれど 走り回るほど 無駄に濡れるばかりだから もう少し我慢しようやがて 雲の隙間から虹が見える こともあるだろうから……でもいつか 傘も長靴も破れて ダウンしてしまったら その時は何か声を そっと掛けてくれるかな蛙をうらやましがる 自分もただの しがない人間だから