存在感

君が隣にいて
笑って
ふざけ合って

すねて
怒って
泣いて
やがて機嫌を直して
僕を見つめてくれる

そんな
当たり前のことが
はるか遠い世界

別れてしまったら
こうなることは
分かっていたはずなのに
どうして
こんなにも空しく
止めどなく苦しいんだろう……

きっと
それだけ大きかった
ということだね

君の存在は
僕が思っていた以上に