嘘道不審

これは自分の進むべき道ではない
と分かっていても
歩ばねばならない時がある

茨の中に逃げ込みたくても
丸腰では無謀すぎる

引き返すこともできず
残された道は
前に進むだけだが

待ち構えている
悪魔か恐怖の大王が
実は意外にも
真理を教えてくれるかも知れない

それだけを信じて
今は前に進み続ける
それしかない

みんなと一緒に……